2018年4月10日火曜日

【コラム】IIDXの曲の並びの不思議【日本語曲名】

収録曲数が多い音ゲーの多くは、曲名で並び替えをすることが出来ます。
IIDXもその一つで、ゲームプレイの選曲時に曲名で並び替えをすることが可能です。

今回はそんな"曲の並び"に関するコラムです。

大まかな並び順

IIDXの曲名は英語(アルファベット)の曲名が多く、並び替えもアルファベット順がベースになっています。
大まかな並び順としては、「アルファベット → 数字 → 日本語」と並びになります。
実際の並びを見るとこういう感じなんですが、ゲーム内のフォルダの分け方を見ると、「アルファベット → その他(OTHERS)」なのかもしれないですね。

ちなみにこの並び順になったのはResort Anthemからで、SIRIUSまでは「記号 → 数字 → アルファベット → 日本語」という順でした。
この時に大きく並び替えのルールが変更されました。
今回はResort Anthem以降の現在の並びについて記載していきます。

記号の取り扱い

記号は上の分類で「アルファベット」か「その他(OTHERS)」かの分類で分けると「その他(OTHERS)」になります。
「 .59 」が上の方に来るように記号はその他の中でも上の方に並ぶようになっています。

ただし「†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ†(IIDX EDIT)」の" † "のように装飾で使われている記号は取り除いて「渚の小悪魔~」という曲名になっているようでした。

ややこしいのが「#MAGiCVLGiRL_TRVP_B3VTZ」等の記号から始まる英語の曲名の曲です。
「MAGiCVLGiRL」なのでアルファベットのMに分類されるはずなのに、頭に" # "がついているためにその他に分類されています。

その他(OTHERS)の並びの謎

では本題の「その他」の並び順です。
「その他」の中では「記号(読みに関係するものだけ) → 数字 → 日本語」という順番に並んでいます。
数字は当然「1 → 9」なので問題ないのですが、問題なのが日本語。

「日本語なんだから、50音(あいうえお順)なんだろー」って思ってしまうのですが、そう単純な並びではありません。

答えから書いてしまうと、日本語曲名は「読み」をローマ字やアルファベット表記して、その読みのアルファベット順です。

「おおきなこえで」は「ookina koede」として、「かずあそび」は「kazu asobi」といった感じです。
50音(あいうえお順)であれば、「おおきなこえで」→「かずあそび」と並ぶんですが、このルールに従うと「かずあそび(kazu asobi)」→「おおきなこえで(ookina koede)」という順になる訳です。

特殊な読みの曲

日本語の曲名はローマ字と前項で書きましたが、これも例外があります。
例えば「子供の落書き帳」。これをローマ字で書くと「kodomo no rakugakicho」となる訳ですが、実際は「children's sketchbook」とされています。
他にも「マチ子の唄」が「song of machiko」といった感じで英語読みとかになっている曲もある模様。

1曲ずつは確認していませんが、もしかしたら16セグLED(電光掲示板みたいなやつ)に表示される読みで並び替えているのかもしれないですね。

2018年3月12日月曜日

【コラム】ゲーム攻略と著作権

最近、Twitterで「ゲーム攻略のマップを投稿したら企業が運営している攻略サイトに無断転載された」と話題になっていました。
近頃はネット上で拾ってきた画像を安易に使用してしまう人が多く、著作権が軽視されることが多いですね。

自分は法律の専門家ではないですが、情報発信をする側として調べたり気を付けたりする機会があります。
そこで「え?そうなの?」と思ったことを紹介。

データ(データベース)は著作権で保護されない

ゲーム攻略には欠かせないデータベース。
音ゲーであれば"曲リスト(ノート数など)"なんかがデータベースですね。
IIDXの5.1.1(SPN)であればノート数101とかそういう感じのリストです。
でも実はこの曲リストのデータベースは著作権で保護されません。

よく例えで使われるのが「電話帳」
電話番号を一覧としてまとめただけではそれは著作権では保護されません。
でも、タウンページのようにそのデータを目的の電話番号が探しやすいように分類して作成された一覧は著作物として保護されるらしいです。

つまり、曲リストもただ単に一覧として並べるだけでは、著作権で保護されないけど、☆12の曲だけ絞り込めるとか検索システムとして作られているものは著作権として保護されるみたいな感じでしょうか?


攻略方法は著作物?

IIDXで特定の手順を踏むと4曲目(EXTRAステージ)に隠し曲が出現するというものがあります。
「1ステージ~3ステージで合計☆34になるように選曲し、FC+AAAで隠し曲が出る」という条件(事実)だけであればそれは著作権で保護されません。

「○月×日に△△さんが亡くなりました」という事実を伝えるだけの訃報のニュースや、誰が作っても同じくなる料理のレシピは著作権として保護がされないそうです。
ただ、訃報のニュースも亡くなった方の生前の活躍などの+αの情報を加えるとそのニュースは著作権に保護されるという話。

上の隠し曲の出し方で言えば「合計☆34をになるためには、☆11・☆11・☆12と選曲して、☆11でFC+AAA取りやすいのは○○や△△です。」という独自の情報を加えた攻略は著作権で保護されるかもしれない程度。

ただし、"アイディア"は著作権で保護されるものではありません。
通常、"アイディア"は特許権で保護されるもので、著作権とはまた違うものです。そして、著作権と違い出願をする必要があります。

そもそも、ゲーム攻略を特許取る人はいないと思いますが、IIDXの運指の1048式とかは特許で保護されるようなゲーム攻略の内容かな?


この記事の最初で触れた攻略マップは"どこどこでアイテムが拾える"っていう情報だけでは著作権では保護されないでしょうが、それを"分かりやすくにまとめたマップ"は著作物になると思う。

ゲームデータは著作物

「データ(データベース)は著作権で保護されない」と書きましたが、普通「データ」といわれて最初に連想するのは「画像データ」や「テキストデータ(文章)」なんじゃないかと思います。
そのゲームの画像や文章は当然製作者やメーカーに著作権があります。
"攻略のデータ"と"ゲームのデータ"は全く別なのでそこだけは勘違いしてはいけないこと。

2018年3月1日木曜日

【IIDX】beatmania IIDX INFINITASの解禁方法をおさらい

最近、Twitterで"beatmania IIDX INFINITAS"の情報を検索すると新規で始めたor興味を持った人のツイートをちらほら見かけます。
この記事を書いている2018年3月1日現在、「日頃の感謝を込めてPASELIプレゼントキャンペーン!」という使ったパセリの一部が還元されるキャンペーンも実施されているので、この機会に"始めてみた"とか"楽曲パックを買った"という人もいるみたいですね。

そんな新規プレイヤーが最初に悩むのが曲の増やし方。いわゆる解禁。
今回はその解禁に絞って簡単に解説します。

デフォルト曲(解禁がいらない曲)

解禁についてって書いてるのに、最初が解禁がいらない曲です。
INFINITASを契約すると最初から39曲が遊ぶことが出来ます。

この曲はサービス開始から変更がありません。

DJ POINT解禁曲

次にDJ POINTが上がることで楽曲が解禁されます。
DJ POINT(SP/DP合計)が上がると楽曲が1つずつ解禁され、DJP 3200でINFINITASオリジナルの"3y3s(Long ver.)"が解禁されます。
いろんな曲をプレイしていけば勝手に解禁されるので、解禁方法について難しく考える必要はありません。

この曲はサービス開始から変更がありません。

BITで解禁する曲

INFINITASでの解禁というと、このBITで解禁のことを指すことが多いです。
"BIT"とはCANNON BALLERSでいうところの"LEG"、SINOBUZでいうところのBUZZにあたりこれを使い楽曲を解禁することが出来ます。
BITで解禁できる曲は毎月6曲ずつ追加され、楽曲が追加された月にプレイをしていなくても後から解禁することが可能です。

この曲は毎月追加されています。

ベーシックコース会員プレー特典曲

AC IIDXのみのプレイだと一番ピンとこないのがこの「ベーシックコース会員プレー特典」だと思います。
INFINITASは月額課金スタイルのゲームで、毎月課金をすることで無条件(その月にゲームを一度プレイ)で2曲が解禁されます。
一度取り逃すとしばらく解禁手段がなくなり、「解禁不可な曲がある」っていわれるのがこれです。
とはいえ、二度と手に入れることが出来なくなるのではなく、数か月後にBITで解禁できるようになります。

現在は、"perditus†paradisus"や"Broken"などがBIT解禁に追加されていないために解禁出来ない状態になっています。

この曲は毎月追加されています。

championship(大会)参加特典

INFINITASではchampionship(大会)というスコアタック(スコアタ)が不定期で開催されています。
INFINITAS未収録曲が課題曲になり、大会に参加することで対象の楽曲が解禁されます。
大会終了後は楽曲の解禁手段はなく、「解禁不可な曲がある」といわれる要素の2つ目です。
ベーシックコース会員プレー特典と違い、時間が経ってもBITで解禁は出来ないため、新規プレイヤーが解禁できない曲として一番つらいのはこの方法かもしれないです。

"冥"と"灼熱Beach Side Bunny"といった皆伝曲や、人気の高い曲の"AA"もこの大会参加特典で現在は解禁することが出来ません。

大会は不定期に開催されています。(最近は開催されていない)

楽曲パック

最後の解禁?方法が楽曲パックです。
楽曲パックはDLCや追加アイテムといわれる"課金"によって追加されるものです。
2018年3月1日現在「beatmania IIDX INFINITAS 楽曲パック vol.1( 19 Lincle )」と「beatmania IIDX INFINITAS 楽曲パック vol.2( 19 Lincle + The 7th KAC )」の2つの楽曲パックが販売されていて、合わせると50曲以上が収録されているので一気に曲を増やすことが出来ます。
「1曲ずつ買わせてほしい」とか「月額課金なのにさらに課金アイテム」と批判的な意見もありますが、個人的にはBITを稼ぐ作業がかなり面倒なので課金で解決するなら有りと思ってます。
どちらのパックも☆12曲が収録されていて、vol.2のほうはCANNON BALLERSの新曲も収録されているので収録曲も魅力的なものになっています。

楽曲パックは不定期に追加され、現在2つ販売中。

まとめ

解禁方法の違いをまとめてきましたが、大会は開催されていなければプレイヤーはどうしようもないですし、この中で考える解禁方法は「BITで解禁する曲」「楽曲パック」になります。
楽曲パックはお財布との相談になりますが、新規プレイヤーで遊べる曲が少ない状態であれば恩恵は大きいと思います。
というのもBITで解禁するためには当然BITを稼がないといけない訳で、同じ曲をプレイし続けるよりはいろんな曲をプレイ出来たほうが飽きないですし、スコアを狙いやすい曲も収録されています。

2018年2月9日金曜日

【Amusement IC】e-PASS、バナパス、Aimeが統合!何故ネシカは除外されたのか?

Amusement IC誕生!!

JAEPO 2018初日の今日ですが、アーケードゲーム界に大きな動きとなる発表がありました。
それが、セガ、コナミ、バンナムでそれぞれ発行しているアーケードゲーム機に使用するICカードを統合するというもの。
現在もセガのAimeとバンナムのバナパスは互換性があってどちらのカードも同じく使用することができたので、コナミがそれに加わったという風にも考えられますね。

ただ、ここで一つ気になるのがもう一つのICカードのタイトーの「NesiCa(ネシカ)」が含まれていないということ。
これは単にタイトーが仲間外れにされた訳ではなく、技術的な理由があってのことと予想されます。

同じように見えて違うICカード

上にも書いた通り、現在アーケードゲームで使われているICカードにはいくつかの種類があり、互換性があるもの・ないものがあります。

音ゲーブログなので音ゲー中心で考えると、一番使うのがBEMANIシリーズで使うコナミの"e-Amusement PASS"。
次に、セガのチュウニズムやmaimai、バンナムの太鼓の達人やシンクロニカ、カプコンのcrossbeats REV.で使う"Aime"と"バナパス"。この2つは互換性があるためにどちらのカードも同じように使うことができます。
そして、タイトーのグルコスや、スクエニのスクフェスACやシアトリズムFFACの"NesiCa"
現在、主要で使われているのはこの4つです。

技術的な面で見ていくと、e-Amusement PASSは「ISO 15693(NFC-V)」という規格が使われています、同様にAimeバナパスNesiCaでは「MIFARE(NFC-A)」という規格が使われています。
※公表されているデータではないので不確定ですが…
種類 規格
e-Amusement PASS ISO 15693(NFC-V)
バナパスAime MIFARE(NFC-A)
NesiCa MIFARE(NFC-A)
これだけ見れば「あれ?Aime・バナパスとNesiCaが同じ規格なら統合できるのでは?」と思うことでしょう。
もちろん自分も思ったことですが、恐らく統合できなかったヒントがおサイフケータイでした。

カードリーダーで読み込める規格・読み込めない規格

規格が複数あることは上に書いた通りですが、ゲーム機で採用されているカードリーダーは全ての規格が使える訳ではなく、対応した規格のみが読み込めるようになっています。

e-Amusement PASSAimeバナパス対応のゲームにはスマートフォンのおサイフケータイ(FeliCa)をカード代わりに使える機種があります。
おサイフケータイは「FeliCa(NFC-F)」という規格で、「ISO 15693(NFC-V)」や「MIFARE(NFC-A)」とも違う規格です。
種類 規格
e-Amusement PASS ISO 15693(NFC-V)
バナパスAime MIFARE(NFC-A)
NesiCa MIFARE(NFC-A)
おサイフケータイ FeliCa(NFC-F)
おサイフケータイ(FeliCa)をカード代わり使えるということは、FeliCa(NFC-F)の読み込みにも対応しているカードリーダーだということになりますね。

一方で、NesiCa対応のゲーム機はおサイフケータイをカード代わりに使うことが出来ないために採用しているカードリーダーがFeliCa(NFC-F)を読み取ることが出来ないと推測されます。
e-Amusement
対応ゲーム機
バナパス・Aime
対応ゲーム機
NesiCa
対応ゲーム機
e-Amusement PASS
ISO 15693(NFC-V)
×
×
バナパスAime
MIFARE(NFC-A)
×
×
NesiCa
MIFARE(NFC-A)
×
×
おサイフケータイ
FeliCa(NFC-F)
×
Amusement IC
不明
×
◎ 採用規格、〇読み込み可能、×読み込み不可
表にまとめると上の通りです。

【予想】Amusement ICにはFeliCaが使われる?

e-Amusement PASSバナパスAimeの統合が今回発表された内容です。
ですが、この2つは規格が違うために1つにまとめることは出来ない。
「では、どうするのか?」と考えたときに「FeliCaを使うのでは?」と思いつきました。
そう考えると、FeliCaに対応していないNesiCaを含めることは出来ないというのも納得ですね。

「今のe-Amusement PASSがチュウニズムにも使えるようになる」という認識の人もいたのですが、今回書いた規格のことを考えるとそうではなく、「新しく発売されるAmusement IC対応のカードなら遊べるよう」になるが正しいのではないか?と予想されます。

考え方によっては、MIFARE(NFC-A)の統合は出来るんだろうから、e-Amusement PASSを除く他3つの統合ということは可能だったのでは?
セガ&バンナムが、「コナミを取るか?タイトーを取るか?」という選択で今回の形を選んだということに・・・?

参考にしたサイト